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「inorusuki」

大きなダンボール5箱が玄関に積まれ、今出荷を待っているところです。

もみじ市の梱包を終え、高鳴る胸をどうにかこうにか静め、
あたたかい紅茶を飲みながら一息しているところです。
やり残したことがまだまだありそうで、そわそわしています。


今回コラボを一緒にしていただく作家さんは
私がもみじ市の存在を初めて知り、webで見た時から
なんて素敵な人なんだろう、とそれからはその作家さんの
HPを頻繁に覗くようになり、日常を切り取った写真や、日々の言葉に
何度も何度も励まされてきました。
普段は通り過ぎてしまうような日常の風景や、何気ない言葉の
その素朴な感じが、制作に煮詰まった時などにすーっと沁みてきて
よし、もうちょっとがんばってみよう、と思えるのでした。

その毎日の私の支えのようなその方と、今回一緒に作品を作るというお話が来たとき
あぁ、神様。
あの時の私に向って「夢が叶ったね」とひとり心の中で噛み締めました。

その方とは・・・
今か今かともみじ市紹介ブログを待っていたのですが、ラスト2組目にして
どうやら、やっぱし、というか、やはり最後のフィナーレを飾るようです。
もみじ市になくてはならない存在!
ほんとうに、今もドキドキしてふるえるくらい緊張しているのですが
メールや電話でのやり取りや、サンプルを作ったり、実際に制作に入ったり
していくなかで、その作家さんに合わせた蝋燭を作っていく工程で
その緊張も、作品への愛着に変わり、「使ってくれる人が喜んでくれるといいな」に
変わっていきました。

「何をつくろうか」
の最初の段階で、私は彼の涙壷という小さな陶器が好き、というお話をし、
畏れ多くも「涙つぼ」と比較するのもなんですが、でもひとつ、ひとつ
作られていく工程を大事にしているような、そんなものを作れたらいいな、と。
蝋燭は祈りのために使われたりもするので、なんか、そんな
「祈りのためのもの」が日常にあってもいいのではないかと思ったりしました、
祈りの道具、なんか日常のふとしたときに火が灯せるって
素敵だなーと思うのです。気負わず、普通に。
というようなことをお話しました。


「祈りのための道具」という言葉がふたりの間でしっくりきたので、

「好きに祈る」とか忙しい日々の「隙間に祈る」というイメージで、
ひっくり返してカタカナにした「イノルスキ」という言葉が生まれました。
そしてちょっとかっこつけて「inorusuki」という屋号になりました。


・・・メールでのやりとりが、ほんとにここで全部お見せしたいほどに
なんか、とてもいいのです。じんわりと響くような言葉を紡ぐ方だなぁと。

そんなわたしたちの作品がもみじ市の2日間でお披露目されます。

もうすぐもみじ市ブログで最後のフィナーレを飾ることとなる
この方の記事、とっても楽しみです。 こちら

どうぞどうぞ、もみじ市、朗らかに!軽やかに!お待ちしています!

16:43 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
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