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ありがとうもみじ市


2年ぶりのもみじ市は寒さと雨のもみじ市だった。

当日の朝、あまりうまく眠れなかった私は一番乗りで会場に着いてしまった。
駅から河川敷の会場まで歩いていく道のりで空を見上げたら雲のすき間から
青空が見えた時、ぐっとくるものがあって涙が出てしまった。
会場につき、広い広い芝生の中でスタッフの方達がミーティングをしている光景
ああ、今から始まるんだなあとしみじみしてしまう。
北島さんとハグをし、そしてようこさんに会った瞬間、私はまた泣いてしまう。
こんなにも愛しているもみじ市がまたこの場所に帰ってきた、それだけで
もう満足なのだ。




愛ちゃんの素晴らしいサポートですごく素敵なブースになった。
慣れている愛ちゃんはディスプレイと商品を包むのも本当に手際良くやって
くれて最強の助っ人だった。本当にありがとう。

私がもみじ市に向けて本格的に制作に入ったのが10月の2日だった。
9月はなにかとバタバタしていて、体も少しおかしくしてしまい
でもこれが終わればもみじ市が待っていると毎日呪文のように唱えるほどに
もみじ市は私にとっての救いだった。
今年はいつも以上に数を作ろう、そして会場装飾のリボンも作ろう、
そう決めていたので、自分との闘いになるのかなと腹をくくっていた。
でもいざ制作に入ると、本当に作るのが楽しくて朝5時から夜23時くらいまで
ひたすら作業台にかじりついての作業が続くのに私は全然へこたれなかった。
いわゆる「もみじハイ」という状態で、わくわくとドキドキでとても幸せだった。
あらためて作ることの意味をすごく考えた日々。
もちろん売れてほしいという気持ちもあるのだけど、楽しいからどんどん作りたい
その気持ちのほうが大きかった。
この向かっている毎日、これこそがもみじ市なんだと。
当日はあいにくのお天気になってしまったけど、それでも私は満足だった。
だって私は楽しく作れて、うんいつも以上に数も作れて
装飾のリボンまで作って、私のもみじ市の80%はすでにもう完成しているのだ。

そうやって私は自分のことで精一杯だったけど、実はもみじ市の前日
少しだけ手紙舎にお手伝いに行った。イメージでは罵声が飛び交う中
スタッフが走り回って準備しているのかと思いきや、コツコツと淡々と
みんながそれぞれに作業をしていた。手作りの旗、会場マップの袋づめ
出店者へ渡す封筒など、何時に終わるのやらというくらいに作業は山積みだ。
そして誰一人文句も言わず、静かな作業場だったことに驚いたのだ。
私たちの知らないところで動いてくれてる人がいるのだ。
こうやって見ていると出店者というスターをステージに上げるために
黒子に徹して動いてくれてる、そう、私たち出店者はスターなんだと
あらためて感じてしまった(これは奢りでもなくて)。そのくらいの気持ちを
こめてなにひとつ雑にせず、私たちのために動いてくれているのが
もみじ市のボランティアスタッフさんでそしてもみじ市事務局のみなさんなのだ。
もう頭が上がりません。
本当にありがとうございます。

雨の中ずぶぬれになって動き回ってくれたスタッフのみなさん、
本当に感謝します。
会場が変わって重いテーブルや荷物を運んだりこちらの要望を聞いてくれたり
寒さで凍えそうなのに笑顔で接してくれたり、本当にすごい人たちだ。
風邪ひかないといいな。


そして最後に来てくださったお客さま。
寒かったし、雨も降るし、会場も広くて歩くのも大変だったりで
それでもキラキラと目を輝かせてキャンドルを見てくださってありがとうございました。
その笑顔を見れて私はこの制作時に込めた想いは間違ってなかったなと感じました。
これこそがもみじ市なんですね。

またここで再会することができるように
日々を肯定し、作るものに愛をこめて生きていこうと思います。









 
15:05 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
「料理人誕生」
すごいタイトル。
これは最近読んでものすっごく面白かった本のタイトルです。
分厚い本なのだけど一気に読んでしまった。
CIAというアメリカの料理学校にライターが潜入して
ついにそのライターまでもが料理人になってしまうという
ドキュメンタリーの本です。



印象に残った言葉をいくつか。

「プロ意識ってやつは物質じゃない。自然に身につくってもんじゃない。
所有できるものでもない。そこに向かって常に努力するものなのだ」

「食べものは赤ん坊のようなものだ。手をかけてやればやるほど、
よりよくなる。匂いを嗅ぎ、手触りを確かめ、耳をすませ。
自分の持てるすべてを与えてやれ。もし君たちがいらいらして
神経質になっていると、君たちの料理もそんな出来になる」

「怠けたいという気持ちは誰にでもある。みんなそうだ。
成功したシェフというのは、怠けたいという気持ちが他の人間よりも
少ないんじゃないかな。自分のすべてを賭けていい料理人になろう、
いい料理人であろうとする。そのためには毎日が闘いだ」

他にもたくさんぐっとくる言葉があって、面白かったのは
何もできない入ったばかりの新入生がどんどんプロ意識を身につけて
一流のシェフたちの哲学も自分のものにしていくところ。
そして、まずはそうじそうじそうじ。常に身の回りをきれいにしておくこと。
これはあいたたたと身にしみました。
私は料理人を目指していないけど、なんか一流の人たちってやっぱり
そうなんだなとすごく勉強になる本でした。
このマイケル・ルールマンって人の視点がやはりすばらしい。
他にもこの人の本が読みたいのだけど、だれか翻訳してくれないかしら。



09:33 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
セカンドストーリー
 

昨日3月3日、手紙舎さんの新しいお店のオープニングパーティーに
行ってきました。
京王線柴崎駅から徒歩一分くらいの場所です。
少し寂れた(失礼)商店街を抜けるとそこは夢の国が広がっていました。
古いビルの2階に生まれた新しい物語。
その名もセカンドストーリー。
内装の工事から漆喰の壁塗りまでスタッフのみなさんと
信頼してやまない井田先生の設計と山口さんの大工仕事。
その場所は愛にあふれてまぶしかった!

オープニングパーティーに集まった人々は300人くらいだったそう!
本当にたくさんの人と持ち寄りの豪華な料理で賑わっていました。
いやー。
楽しかった。
そして手紙舎の皆様、本当におめでとうございます!

パーティーの中でセレモニーが始まったのですが
わたくしなんと、第一回アカテガミー賞最優秀展示賞をいただいてしまいました。
わーわーびっくり!!
北島ボスから直々の命令でパーティーに来てほしいとおっしゃってくださった
意味がわかり合点しました。
たかはたまさおさんの手作りのトロフィーの愛らしいこと。
昨年の「beautiful day」という個展は私の中でも一生忘れられないだろう
というくらいに強い想いがある展示会でしたので、その展示で賞を
いただけたことに本当に感謝します。
一生の宝です。

パーティーで再会したいろんな人たち。
会えることがこんなに嬉しいなんて。
笑っている顔がまぶしくてただただ嬉しかったです。
仲間っていいなぁ。私は京都で時々しか会えないけれど
会ってハグして近況を話したりするだけで力が湧く。
やっぱりこの場所、ここに集まる人たちが大好きです。



今日は手紙舎本店のほうで、シェフのかおりさんのお料理を
堪能しました。6日からのメニューを一足お先に
食べさせていただきました。
ちょうど納品したばかりの小谷田潤さんの器が山盛りに
積まれていて、ファンにとっては宝の山ですが
そこからお皿をとってお料理の盛りつけをされていて
かなりテンションが上がってしまいました。

お料理はコース仕立てになっていて
もう!本当に美味しかったです。
お野菜が!お野菜がぁぁ!!
最近野菜ラブなので、まあおいしいこと。
素材の美味しさをこんなに上手にお料理できるなんて。
かおりさん、かなりセンスがあるのではないでしょうか。
この感じ、以前カイラスレストランで食べた時の衝撃と同じでした。
体が目覚める感じ、視界がふわ〜っと開けていって胃袋がふふふと
喜ぶ感じ。


ハンバーグもどーん!
小谷田氏の器に取り分けて食べます。
焼きキャベツもうまいー

ぜーんぶ感動したのですが、最後のお漬け物と春菊ごはんとほうれん草の
すり流しが!忘れられない味です。

予約制だそうです、わたし、近所だったらよかったのに!

お皿ひとつひとつのプレゼンテーションが楽しくて。
作家さんの器を使うにしても、あぁ手紙舎だからできることなんだなあと。
日々作家さんのものを見て、展示会を開いて、作家さんとお話をして
そういった直接的な関わりがかおりさんやあずあずやスタッフのみなさんの
栄養になっていってるんだなあと納得しました。
そして産み出すということをスタッフのみなさんが自発的にやっているが
強いというか、なかなかこんなお店はないなあと思うのです。
作家とスタッフというところでみんな線を引いて謙遜してるけど
すごいことを奇跡のように成し遂げてるみなさんの努力があっての手紙舎なのだと
今回強く強く思いました。あの目のきらきらが続く限りはもっと楽しいことを
やってくれそうだと安心とわくわくした気持ちで待つ事ができます。

手紙舎、新しい風が吹いています。
本当にこの場所から新しい物語が始まるのですね!
おめでとうございます!









21:57 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
人間は進化する
昨日はプロ登山家の竹内洋岳さんの講演会に行ってきました。

いろいろすごいお話が聞けたので忘れないようにメモ。

竹内さんは8000メートルの14山を日本人で初めて成功させた人で
その過酷さはNHKの番組などで拝見してぜひお話を聞いてみたいと思った
のです。
まず8000メートルという高さは飛行機が飛ぶ高度なのだそうです。
飛行機の窓から一気に外に出たら人間は5〜10分くらいで死ぬそうです。
飛行機の窓から外を見たら横に山があるということですよね、わお。飛行機から
山は見下ろすものだと思っていたので衝撃です。
それをじりじりと高度を体に慣らしながら登っていくという・・・
ジャックマイヨールを例にあげてらしたのですが、ジャックマイヨールとは
素潜りで海に潜っていく、人間の限界を超えた先まで潜っていく伝説の人。
映画「グラン・ブルー」でモデルになった人です。
彼の肺はイルカや鯨と同じ肺をしているのです。「いつか人間も海に還る日が
来るかもしれないのでそれはすごいことではない」とジャックは言っていたそう
です。
8000メートルの山を登っていくこともその進化のひとつだと
竹内さんはおっしゃってました。両生類が水から陸に上がったように
人間も日々進化している、と。

体が進化していくというのはどんな感じなんだろう。
きっと死ぬほど苦しいのと、それを超えた先の言葉では言い表せない感覚を
体で感じるのだろうな。
すごい人がいるもんだ。
遠い人ごとのような感じもするけれど、人間にはそのような装置(?)が
もともと備わっていて不可能なことなんてないんじゃないか、と
最近いろんな超人を見ていて思ったりします。

限界というものを自分の枠に設定しない、そのことが一番なのかなと。
世の中の人が不可能と言ったって、自分の中の何かを信じて進む、
その何かを感知できる能力を才能というのかもしれないな。
自分と世界はまっさらな関係である、そう思える時に自分を信じることが
できるのかもしれないなぁ。

山のお話は本当にいろいろ壮絶でした、事故のお話とか。
でも個人的に素敵と思ったのは、初めて外国人のクルーに参加した時に
ベースキャンプが本当に心地よく整えられてて、花を飾ったり
ダンスパーティーをしたりと、今までの日本人の登山チームには
あり得ないことだったと。そしてみんなで頂上を目指す、その
チーム力に、ああいいなあと思いました。日本ではどうしても
いろんな班で分けて必ずしもみんな頂上に登れるわけではないそうです。
外国人は個人プレーでさっぱりしてるのかと思いきや、あったかいじゃないか
とびっくりしました。いいなぁ。映画みたいだ。

ヒマラヤの山よりも心地よいベースキャンプでごはん作ったり
花を活けたりしたい、なんて言ったら苦笑されるかな・・・



10:49 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
静かな夜に降る魔法

西淑さんの展示会「つづきの森」が3日からprinzで始まりました!

星の食事会、木々で歌う鳥たち、異国から渡ってきた渡り鳥、
迷ってたどり着いた森には小さな王国がわたしを待っていた。
でもそれは夢、目が覚めるまでのひとときの自由を感じていたい、
しゅくちゃんの絵を見ているとそんな気分になります。


夕方には木々のシルエットが影絵のように照らします。



この日は森の食事会と称して、キノ・イグルーさんの上映会でした。
ろうそくのお手伝いを少しさせていただきました。


幕が開いてさあ、上映会が始まります!


キノ・イグルーの有坂さんが選ぶアニメーションは本当にすてきです。
この日は動物がいっぱいの短編をたくさん上映してくださいました。
こういう映画を無心になって観ている時、ああこれが私の血となり肉となる
のだなあとひしひしと感じます。
人生にはファンタジーが必要です。
時々こうやって星のように降ってくる魔法が、毎日を生きていくうえで
大きな魔法を産んでいくんだなあ。
それはしゅくちゃんの絵を観ていても感じます。
しゅくちゃんの絵は静かな夜にキラキラと舞い降りてくる星の粉の欠片のよう。





しゅくちゃんの森で新作のクマも嬉しそうです。




朝の光の中で。
しゅくちゃん、素敵な森へ連れてきてくれてありがとう。

西淑 個展 「つづきの森」
2012/8/3(金)〜8/19(日)
11時半〜23時
@prinz



10:47 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
大好きな手紙舎

変わらずにそこにいる 
いつもと同じペースで作り続ける
息を吸って吐いて 
手を休めて 
空を見上げて 
道ばたの花 
鳥のさえずり 
子どもたちの遊ぶ声 

あの場所に行けば 
おいしい珈琲とあたたかいごはんが食べられる 

今日も臼井さんとあずあずは静かな微笑みで 
すばらしい連携プレーでごはんを作っているんだろう 

北島さんとようこさん、セソコさんもコツコツと 
お仕事なさってるんだろう 

あの場所に行けば 
いつものような日常がいつものように過ぎているんだろう 
その変わらないことが奇跡みたいにいろんなことを魔法に変える 

あの場所は 
わたしの中の場所でもあるのかもしれない 

そう思うと 
今日生きていくこと 作ることが
今わたしが立っているこの場所から 
勇気と希望と愛につながる 

わたしも手紙舎もそこに集まる人も遠くで想う人たちも 
みんなつながっているんだって  
手紙舎はいつもいつも教えてくれる 

そう いつもと同じ場所で





10:49 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
名作2本

イタリアから帰ってきて、急ぎの納品やNHKの講座など、
なかなかバタバタとした日常が戻ってきました。
家の桜も帰ってきた時は満開でしたが、今は花びらが
ちらちらと散って、なかなか風情があります。
写真は道ばたで摘んだスミレと奥の花は映ってないけど花壇のムスカリ。

旅の途中からツイッターやFacebookなど見るのを止め
旅の景色に集中していたのですが、なかなか気持ちが良く
帰ってきてからも、心はぼんやり異国の空気を感じていたく
自然とパソコンなど見ない日々が続いています。
ほんの数日しか経っていないのに、行く前と行った後では
細胞が入れ替わったかのように、気持ちが変わったように思います。
旅のいいところは、常に目の前のことを楽しんでいて、心に刻もうと
集中しているので時間も濃いですね。
目に映るもの、風の匂い、人々の息づかい、花の色、鳥のさえずり、
いろんなことが魔法みたいに飛び込んできます。
こんなふうに毎日を過ごせたら無敵だろうなあ、と
そうありたいと帰ってきてからもそんな日々を過ごしています。

テレビは見ないのですが、夜は映画を観てました。
今の私に直球で響いてきた映画の2本。
蜂蜜という映画。
とにかく美しい。詩的です。
メモした台詞、
「スミレの花だよ」
「花も蜜もピンク色ですごく甘いんだ」
あと、少女がランボーの詩を読む場面があるのですが
その場面もきれいです。
少年がバケツに映った月を飲もうとするシーンも美しい。

名作すぎますが、まだ観た事なかったのです。
アナ・トレントのかわいらしさに心奪われますが、こちらも
とにかく美しい映画です。
どちらも少年と少女が主人公ですが、そしてどちらも蜂が出てくる(笑)
偶然です。
こんな風に時間は流れていていいし、物事を見つめたり感じたりする心は
とても尊いし、人はきっともっと純粋になっていいんだ、
と感じた映画でした。
この今のタイミングで出会えたことに感謝です。









13:55 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
ベリーのピアス


丁寧に作られた小さな果実。



アフロプリュス 皆川眞弓さんの作品です。
いつもいろいろな方から眞弓さんのお話を聞いていて
その作品から伝わる、凛とした佇まいにどんな方なのだろうと
思いを馳せていました。
思いは巡り、縁が重なり、眞弓さんとお会いすることができました。
彼女の耳に白いベリーが涼やかに揺れ、華奢な指には細い糸が
重なって刺繍された美しい指輪がはめられていました。

うっとりと耳に飾られた果実を眺め、こんな風にご自身で作られた
作品を軽やかに身につけるって素敵だなぁと思ったのです。

10月19日からJR大阪三越伊勢丹の1階で始まった
「アフロプリュス ブライダル展」におじゃましてきました。
欲しかったベリーのピアスも色鮮やかに輝いていました。
その中でも青い色がとびきり素敵だった子をいただきました。
真っ白な箱に収められて、とても贅沢です。

他にも眞弓さんがはめられていた指輪や菫のモチーフのものや
大きなヘッドアクセサリーやブライダル用のブーケもあり
もう天にも上るような気持ちで作品を拝見することができました。
少しずつ、自分へのご褒美に買い揃えていきたい!って思える出会いは
とても貴重です。大切に使っていこう。

この展示会は11月1日まで開催されています。
29日、30日には眞弓さんご本人も在廊されて
ブライダルブーケの受注会も行われます。この機会にぜひ!



そしてなんと、眞弓さんと12月に二人展しちゃいます!
わーん。嬉しすぎる。
眞弓さんの作品に合うようなシックなキャンドル作ります。
場所は伊香保〜!やったー。温泉温泉。
こちらの情報はまた後日詳しく。

10:56 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
「inorusuki」

大きなダンボール5箱が玄関に積まれ、今出荷を待っているところです。

もみじ市の梱包を終え、高鳴る胸をどうにかこうにか静め、
あたたかい紅茶を飲みながら一息しているところです。
やり残したことがまだまだありそうで、そわそわしています。


今回コラボを一緒にしていただく作家さんは
私がもみじ市の存在を初めて知り、webで見た時から
なんて素敵な人なんだろう、とそれからはその作家さんの
HPを頻繁に覗くようになり、日常を切り取った写真や、日々の言葉に
何度も何度も励まされてきました。
普段は通り過ぎてしまうような日常の風景や、何気ない言葉の
その素朴な感じが、制作に煮詰まった時などにすーっと沁みてきて
よし、もうちょっとがんばってみよう、と思えるのでした。

その毎日の私の支えのようなその方と、今回一緒に作品を作るというお話が来たとき
あぁ、神様。
あの時の私に向って「夢が叶ったね」とひとり心の中で噛み締めました。

その方とは・・・
今か今かともみじ市紹介ブログを待っていたのですが、ラスト2組目にして
どうやら、やっぱし、というか、やはり最後のフィナーレを飾るようです。
もみじ市になくてはならない存在!
ほんとうに、今もドキドキしてふるえるくらい緊張しているのですが
メールや電話でのやり取りや、サンプルを作ったり、実際に制作に入ったり
していくなかで、その作家さんに合わせた蝋燭を作っていく工程で
その緊張も、作品への愛着に変わり、「使ってくれる人が喜んでくれるといいな」に
変わっていきました。

「何をつくろうか」
の最初の段階で、私は彼の涙壷という小さな陶器が好き、というお話をし、
畏れ多くも「涙つぼ」と比較するのもなんですが、でもひとつ、ひとつ
作られていく工程を大事にしているような、そんなものを作れたらいいな、と。
蝋燭は祈りのために使われたりもするので、なんか、そんな
「祈りのためのもの」が日常にあってもいいのではないかと思ったりしました、
祈りの道具、なんか日常のふとしたときに火が灯せるって
素敵だなーと思うのです。気負わず、普通に。
というようなことをお話しました。


「祈りのための道具」という言葉がふたりの間でしっくりきたので、

「好きに祈る」とか忙しい日々の「隙間に祈る」というイメージで、
ひっくり返してカタカナにした「イノルスキ」という言葉が生まれました。
そしてちょっとかっこつけて「inorusuki」という屋号になりました。


・・・メールでのやりとりが、ほんとにここで全部お見せしたいほどに
なんか、とてもいいのです。じんわりと響くような言葉を紡ぐ方だなぁと。

そんなわたしたちの作品がもみじ市の2日間でお披露目されます。

もうすぐもみじ市ブログで最後のフィナーレを飾ることとなる
この方の記事、とっても楽しみです。 こちら

どうぞどうぞ、もみじ市、朗らかに!軽やかに!お待ちしています!

16:43 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
深夜0時のラブレター
 

古書コショコショのうめのたかしさんが
今回「紙ものまつりin大阪」のために書き下ろした1冊。

『深夜0時のラブレター』
夜書くラブレターは、昼読むとはずかしい。
お酒を飲んで、しらふに戻ったときと似ている。
夜はなにかを
麻痺させる。酔っぱらったときのように。
でも人生タガが外れて、おかしくなってなんぼじゃないかとも思う。
生きていくのには、そんな夜が必要だ。
これは
新月から満月にかけての真夏の夜、
銭湯から帰ってビールを飲んだのち、
深夜12時の鐘が鳴ったその余韻とともに、
書き出した文章たちである。
夜に向って差し出されたことばたちが、
誰かの昼も夜も照らせばいい。





デザインとイラストはぱんとたまねぎの林舞さん!

装丁すばらしいです。
いろんな可能性を感じました。
すごいな〜

うめのさんの書かれる文章もほんとうに素敵です。
9編の時間が満ちていく過程が
1冊で完結されるラブレターのようでもあり。
そして、全編を通して生きることへの強い欲望を感じる文章です。
人を好きになる、とはすなわち生きること。

1日の終わりを確かめて、また太陽が昇る明日へ祈りとともに
夜空を見上げる。終わり、始まる、そしてまた終わりが来て
また始まる。人生はそれの繰り返し、夜もまた朝を待つ。
空や星、そして人の心のなかにそれぞれの繰り返しがあって
循環していく。そして繋がっていく。
そこにはどこか、うめのさんの書く文章のように
秘密の聖域があるような気がしてくる。人それぞれ、夜の隙間に。


「取り戻さなくちゃいけないものは、
からだのなかにあるような気がしている。
最初からもう、からだが知っているような気がしている。
からだがあるが故のどうしようもなさを、
あたまでっかちであるが故の昼間のどうしようもなさとともに、
いとおしく想いたいと思う。
からだのなかに、時間のなかにいたいと思う。
それは、自分自身を取り戻すこと、生きていることそのものだ、と思う。」
「深夜0時のラブレター」あとがきより



取り扱い先は手紙社さん、そして多分ガケ書房さん、恵文社さんで
販売されると思われます。(曖昧ですみません)
100部限定ですので、お早めに。

自信をもっておすすめする1冊です!


13:53 | 心に響くもの | comments(0) | trackbacks(0) | posted by nuri
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